この記事は「架空教会01」を使う場合の差し替え文章を紹介します。
「架空教会02」「架空教会03」は「架空教会01」の応用編になります。
架空教会の種類・教会の特徴・アピール内容によって、準備する文章は違ってきます。
テンプレート通りに作る必要はありません。どうぞ自由にアレンジしてください!
もくじ
大前提
大前提は「教会ホームページを、誰に見てもらいたいのか」です。
もし「クリスチャンでない地域の方に見てもらいたい」という場合は、そのシチュエーションを想像してみてください。
牧師のあいさつ文を考えるのであれば「クリスチャンではない地域の方」にあいさつするシチュエーションです。
いきなり「ハレルヤ!」と挨拶したり、肩書きを列挙しないですよね。
ホームページにも隣人愛を表現するのであれば「自分の伝えたいこと」ではなく「相手の知りたいこと、相手の欲しい情報」を差し出してください。(とても難しいことです。)
全体像
架空教会01は一番シンプルなデザイン。準備する文章も少なめです。
- トップページの最初のあいさつ文
- 「礼拝のご案内」の文章
- 「礼拝の流れ」の文章
- 「ごあいさつ」の文章
- 「よくある質問」の文章
- 「教会の活動」の文章
- 「アクセス」の文章
- 「所属教団について」の文章
- 「主の祈りと使徒信条」の文章
- 「教会員の方へ」の文章
①トップページの最初のあいさつ文
どんな特徴のある教会ですか?
「アットホームな雰囲気」という表現を使わずに伝えてください。
例えばこんな教会がありました。
- おちついた雰囲気の教会
- ペットのウサギがかわいい
- 地域とのつながりのある教会
②「礼拝のご案内」の文章
●曜礼拝 | ●曜 00:00~00 :00 | 毎週●名くらいが集まります。 |
教会学校 | ●曜 00:00~00:00 | 赤ちゃんから高校生までが対象です。 幼稚科・小学科と中高科の●クラスがあります。 |
祈祷会 | ●曜 00:00~00:00 ●曜 00:00~00:00 | シリーズで聖書を学び、祈祷課題に沿って祈り合います。 |
そのほか | 早朝祈祷会・バイブルクラスなどがあります。 |
主日礼拝や祈祷会以外に、定期的な集会はありますか?
「早朝祈祷会はあるが、外部向けではないためHPには記載しない」という教会もありました。
③「礼拝の流れ」の文章
テンプレートの文章は「表」に入っています。
「賛美の行を増やす」「礼拝中に献金の時間はないので、献金の行を削除する」など、行の増減をアレンジしてお使いください!
④「ごあいさつ」の文章
教会からの無難なあいさつ文章だけでなく、牧師の自己紹介もあるといいと思います。
例えば以下の教会は、教会の紹介と牧師挨拶をそれぞれ書いています。
牧師の自己紹介は長過ぎずに400~600字程度かなと思います。
「自分が言いたいこと」ではなく「その人らしさ」や雰囲気が伝わる文章がいいと思います。(高等技術です)
▼牧師の自己紹介についての個人的な考え▼
⑤「よくある質問」の文章
いままで見た教会ホームページの良くある質問で、私の心に一番刺さった質問は
「ぶっちゃけ、ここの教会は大丈夫ですか?」という質問でした。
その回答は「○年に建てられ、地域の方からも『キリストさん』と呼ばれるような地域の方に親しまれ交流のあるプロテスタント教会です」という内容でした。
第三者の声(評判)を借りて客観性を出すのは良いアイデアだと思いました。
質問と回答で、教会の設備やバリアフリーなどをアピールするのも良いと思いますが、項目が多い場合は「教会の設備」の枠を設けた方が見やすいと思います。
⑥「教会の活動」の文章
架空教会01のテンプレートには、「青年の交流会」「女性の交流会」「壮年の交流会」「バイブルクラス」「クリスマス行事」「イースター行事」を例として挙げています。
この「教会の活動」の項目を使わない教会もあります。ご自由にどうぞ!
※クリスチャンではない方が見ることを前提にするのであれば「交わり」という言葉は使わない方が良いと思います。
⑦「アクセス」の文章
住所 | 〒●●●-0000 ●●県●●郡とある町○-×-△ |
TEL/FAX | 000-123-4567 / 000-987-6543 |
●●●●●●@○○○○○○.com |
「教会の電話番号はあるが日曜以外はいないため、電話番号は載せない」という教会や、「メールが届いてもすぐに対応できる人がいないのでメールアドレスは載せない」という教会もありました。
⑧「所属教団について」の文章
この箇所は、教団に所属していることをアピールすための箇所ではありません。
「ぶっちゃけここの教会って、大丈夫なのかな」と思う方への安心材料となることを書く項目です。
そのため、教団の説明や「福音主義」について細かく説明しすぎると、逆に安心材料とならないかもしれないなと思います。
⑨「主の祈りと使徒信条」の文章
「主の祈り」「使徒信条」を記載しました。教会によって使っている文章や訳が違うと思いますので、適時修正ください。
テンプレートは「口語訳」で書いてあります。
また、テンプレートにはルビ振りを入れてあります。結構面倒な作業なのですが、F教会のHさんがルビ振りしてくれました!ありがとうございます。
⑩「教会員の方へ」の文章
「教会員の方へ」のページを使うかどうかも、もちろん自由です。
「教会のホームページは外部向けとして作るので、内向きの情報は載せない」という教会もありましたし、「教会に来れない方や遠方にお住まいの方もいるため、教会員向けページを定期的に更新していきたい」という教会もありました。
架空教会01のテンプレートには以下の項目があります。(架空教会03はもう少しボリュームがあります)
- 礼拝生放送
- 献金について(銀行振込)
- 過去の礼拝メッセージ
- 教会への連絡方法
- パスワード記入欄
- 奉仕者表
- 週報
- 防災について
- 相談窓口
- ホームページについて
架空教会02や03を使う方は
架空教会02や架空教会03は、架空教会01の変化形です。
以下の文章を追加して準備すると作業がスムーズです。
- 教会の歴史
- 私が教会に行くようになったキッカケ(信徒の証)
- 最近の「お知らせ」を3記事ほど
- 最近の「礼拝メッセージ」を3記事ほど
- 交流会や祈祷会などの紹介文章
教会の歴史
教会の歴史について記載する項目があります。
架空教会のテンプレートは、教会に興味を持ってくれた人向けに作っています。そのため、教会用語や専門用語は極力削るようにしています。
歴史は、信頼を置いてもらうための担保になります。
しかし、クリスチャンでない方が歴史の項目を見たときに、その文面があまりにも意味不明な内容だと、信頼形成どころか逆効果かもしれません。
教会員向けに歴史を紹介するわけではありませんのでご注意ください。
最近の「お知らせ」を3記事ほど
架空教会02や03は、教会のイベントや活動をアピールする「お知らせ」のページを設けてあります。そのため最近のチラシを3枚ほど準備しておくとホームページ作成がスムーズです。
なお、チラシはA4サイズで作ることが多いと思いますが「お知らせ」のページのサムネイル画像は自動で四角く切り取られるようになっています。
ちなみに、架空教会テンプレートのチラシは、Canvaで10分で作りました。使い方を知りた人はご連絡ください。
最近の「礼拝メッセージ」を3記事ほど
「礼拝メッセージ」を掲載することができます。そのため最近の礼拝原稿を3つほど準備しておくとホームページ作成がスムーズです。
メッセージの投稿方法は以下をご覧ください。
交流会や祈祷会などの紹介文章
架空教会02や03は、「行事の紹介」や「教会の紹介」のページで、各会の紹介を載せることができます。
※教会ホームページが、クリスチャンではない方が見ることを想定している場合は、「交わり」という言葉は使わないようご注意ください。
まとめ
文章を作っていくうちに、アピールしたいことが多くなった場合は、架空教会01を拡張させるか、架空教会02や03を使うのも良いと思います。
ここに入れるか未定
ここに入れるか未定