こんにちは、キリスト教のWEB発信をお手伝いするチーム LapmMateの上坂栄太です。
今日は『Googleマイビジネス』というサービスを利用することで、効果的に「地域での存在感」をアピールできますよ、という話しをします。
かなりの範囲無料で使えるので、ホームページを持ってないローカルビジネスや教会でもチャレンジしてみてください。
前半では「地図サービスは他にもあるのになぜGoogleマイビジネスなのか」という話しを、
後半では「これくらいやってみるといいよ」という具体的な提案とその使い方について解説していきます。
もくじ
なぜ「Googleマイビジネス」を使うのか
そもそもGoogleマイビジネスとは
Google マイビジネスは、さまざまな Google サービス(Google 検索や Google マップなど)上にローカル ビジネス情報を表示し、管理することができる無料ツールです。実店舗に顧客を迎え入れてサービスを提供するビジネスや、エリア限定でサービスを提供するビジネスを営んでいる方は、このツールを活用すればユーザーにビジネスをアピールすることができます。Google でのオーナー確認を済ませているビジネスは、ユーザーからの信頼度が倍増する傾向があります。
(引用:「Google マイビジネスとは」Googleマイビジネスへようこそ)
地域密着型のビジネスや教会こそ使うと差別化できる!というサービスだと思っています。
私たちは「キリスト教会」を中心に考えていますが、ほかにも
・病院
・クリーニング店
・飲食店
・美容/理容室
・リラクゼーション系
なんかは取り組むと結果が出るんじゃないかなぁと感じています。飲食店は取り組んでいるところも多いのでやらざるを得ない感じもしますね。
その他の業種は熱心に取り組んでいるところもまだ少ない印象なので、取り組むとより際立つ印象はあります。
▼知らない駅に降りて初めての教会に行ってみるひとあるある…?
→
なぜローカルビジネスや教会がGoogleマイビジネスを使うとよいのか
しかし、この「Googleマイビジネス」とかいうものにどれほど労力をかける価値があるのか正直ピンときません…
それについては、次のデータが参考になると思います。調査によると
「地図アプリ」の使用者→平均73.6%、
「Googleマップ」の利用者→平均77.5%
とのことなので、『とりあえずネット上に露出してみる』というときに『Googleマップとそれに関連したGoogleマイビジネスを使ってみる』というのは効率的かと思われます。
見込み顧客の視点に立って考えてみてください。お客様の店舗から 3 ブロックほどの場所にいる見込み顧客が、あるサービスを提供しているお店が近くにないか探しており、そのサービスがお客様が提供しているものとちょうど一致していたとします。こうした見込み顧客は、看板を見たり友人から聞いたりしてお客様のビジネスのことを知っているかもしれませんが、Google でそのサービスについて検索する可能性もあります。そのときにビジネスの存在をアピールできるかどうかが重要です。
(引用:「Google マイビジネスとは」Googleマイビジネスへようこそ)
Google マイビジネスにビジネス情報を登録して管理すれば、取り扱っている商品やサービス、店舗の場所をユーザーに知ってもらえる機会が増え、ビジネスに関する問い合わせも増加する見込みがあります。
今や半分近く(44%)のネットユーザーは地図検索サービスで行きたいお店を探しています。
(出典:The power of media-rich map listings/GoogleStreetView)
※この調査報告は2017年に作成されました。現在は更に利用者が増えています。
わたしたちはキリスト教会ジプシーをしていたのでわかるのですが、
「キリスト教会」をその地域で探そうとする人がもっとも起こしやすいアクションが
「〇〇(地域名)+キリスト教会」
で検索する、ということです。そのさいも、Google検索の場合
「最初にGoogleマップ」が出てきます。↓
「この地域にどれくらい教会があるのかな」と思ってそのままGoogleマップに入る…というのも自然なユーザー動線であることが想像できます。↓
つまり「地域名 教会」「地域名 耳鼻科」「地域名 クリーニング」などで検索した時の差別化になる…ということですね。
登録しておくことで、いたずらやミスで「間違った情報」を流すことが防げる
ここもポイントなのですが、実はGoogleマップ上に掲載されている情報は誰でも修正することができるのです。
えっそうなんですか!?じゃあライバル店の営業時間を勝手に変えたりとかもできちゃうんじゃ…
Googleのスポット情報はGoogleユーザーであれば誰でも登録できますが、これにはデメリットもあります。情報が不足していたり、間違っていたり、古かったりという問題が代表的です。
(引用:Googleマイビジネスに勝手に登録された!すぐできる対策は?)
たとえば住所が微妙に間違っていて来店者が迷子になってしまったり、営業時間や休日が間違っていて閉店後に訪れてしまった場合、機会ロスにつながるだけでなく、ユーザー体験が悪化しスポットの評判も低下してしまいます。
誤解や悪意にもとづく口コミや、競合による嫌がらせなどのリスクもあります。たとえば炎上したスポットの口コミが悪評で埋まったりしますが、虚偽の口コミはガイドライン違反なので、自社でスポット情報を管理していれば削除できる情報です。
ということで、「Googleマイビジネス」で登録しておくことで、悪意の有無は別としても、誤情報に書き換えられてしまうリスクを防げます。(そんなにめったにあることではありませんが…)
教会ホームページやローカルビジネスがやるといいこと
初級:①Googleマップ上の情報確認②マイビジネス登録
①Googleマップ上の情報確認
まず、現時点で登録されている
・住所
・電話番号
に間違いがないか確認してみましょう。実店舗のある業種なら
・営業時間/定休日
も確認してみてください。
キリスト教会であれば、すでにGoogleマップが「住所 電話番号」など登録されている場合がほとんどかと思われます。
登録情報に間違いがあれば修正します。Googleアカウントをお持ちの場合はスムーズに変更できます。
※ただし、この方法はあくまで「提案」なので、反映されなかったり、反映に時間がかかったりします。すぐに修正したい場合は、次に紹介する手順にしたがって「Googleマイビジネス」登録お願いします。
②Googleマイビジネス登録
Googleマイビジネスに登録してみましょう。
詳しい手順は、公式HPか、もう少しわかりやすいHPがあってので紹介しておきます。これにしたがって登録お願いします。
→ビジネスの登録とオーナー確認 ビジネス情報を登録して確認する(公式)
→Googleマイビジネスの登録方法|初めてでも簡単にできる!(MEO Blog 0から学ぶGoogleMapのアレコレ)
登録するとさっそく「インターネット上での表示回数」がわかります。けっこう観られていて「ひゃっ」となる教会も多いかも…。
【注意】この先Googleマップをリアルタイムに使えないことが解っている場合は、メッセージ受信を
中級:余裕があればやってみよう
「キリスト教会」はどれくらい編集するとよいか、という例を出します。
Ⓐホームページがあれば「ウェブサイト」に登録してみる
Googleマップに教会HPを載せる&住所や電話番号の修正も【見ず知らずの教会もできちゃう】
Ⓑプロフィールを編集してみたり、外観と内観がわかる写真を掲載してみる
【例】〇〇教団(あれば)〇〇教会です。
【例】
©礼拝・祈とう会・毎年行うイベントの時間がわかるようにしてみる
・看板や掲示板の写真を載せる
・「商品」ページを利用して、そこに礼拝や祈とう会のメニューを作ってみる
上級編:メッセージを受信
(
aメッセージ受信
宗教施設あるあるだと思いますが、Googleマップには次のようなメッセージも来ることがあります。
もう3日食べていません。そちらに行けばなにか食べ物もらえますか?
どのように対応されるかは教会によってさまざまだと思いますので、共同体の方針にしたがって「メッセージ受信を受けるか受けないか」をお決めください。
リアルタイムでこういう質問に答える、という場合は→メッセージ受信ONに
リアルタイムではこういう質問に答えられない、という場合→メッセージ受信OFFに
地域ビジネスのクリーニング店などであれば、ユーザーから
そちらに羽毛布団を洗いに出したら何日くらいかかりますか?
また、そちらは羽毛布団を洗う際にどのようなことに留意されていますか?
といった質問などが送られてくることもあります。対応できるかできないかにもよりますが、こういった面もありますよというお話しでした。
ここに入れるか未定
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